AGA(男性型脱毛症)徹底解説!原因と対策セルフチェック法とは?

AGA(男性型脱毛症)の原因と対策@セルフチェックで薄毛・若ハゲを防ぐ!

「ねえねえ、お父さん、最近ハゲてきた?」いつかは自分にもその時が来る。それは覚悟していても、可愛い娘にズバリ、ハゲを指摘されてしまったとあっては、なんとかするしかない。娘の前では、いつもかっこいい人間、それが俺だ。よし、こうなったら、人生初のハゲ治療にチャレンジだ!

ショックですよね、娘さんにハゲを指摘されるのって。どのような男性であっても、目の中に入れても痛くないほど可愛い娘さんの前では、いつだってかっこいい人間でいたいと思うことでしょう。第一、父親であっても1人の男性であることに変わりはなく、男性としてのかっこよさだって、いつまでも追及して行きたいと考えるのは当然のことです。そして、娘さんのひと言が40代という年齢を自覚させることにもなり、かっこよさをキープするために、そろそろハゲ治療を…と考えるきっかけにもなりますね。

そこで、インターネットでハゲについて調べてみると、やたらとAGAだの、ジヒドロテストステロンだのと、わけのわからない単語がたくさん出てきて、困惑してしまうこともあるでしょう。AGA治療が現在のハゲ改善に役立つことがわかったとしても、肝心のAGAか何のことかわからなければ話になりません。それでは、AGAと何ぞや?から始まり、AGA治療の方法や必要な費用、注意点などについて、詳しく解説して行くことにしましょう。

AGA(男性型脱毛症)ってなに?

それではまず、AGAとはいったい何なのか、ご紹介します。

AGA(男性型脱毛症)とは

AGAとは、男性特有の脱毛症で、10代~20代で症状が現れた場合では「若年性脱毛症」30代~50代で症状が現れた場合では「壮年性脱毛症」というように分類されています。そして、その症状の現れ方は人それぞれですが、米国の医師・ノーウッド氏による「ハミルトン・ノーウッド分類」と呼ばれる分類が、おおよその基準となります。


このように分類されています。つまり、パターンとしては、いわゆるM字ハゲ、あるいは、M字ハゲにO字ハゲが加わった2通りに大別されているということですね。
また、日本人男性の場合では、20代で約6%前後、30代では12%前後、40代では約32%前後、50代では約44%前後、60代では約51%前後、70代では約61%前後となっており、年齢を重ねるごとに発症率が高くなり、男性全体では、約30%の方が発症すると考えられています。

AGAは年齢によって呼び方が変わる?

たまに、壮年性脱毛症とAGAはベツモノであるという認識をお持ちの方もいるようですが、これらは厳密に線引きされているわけではありませんので、違いはないと考えておくと良いでしょう。上記でも少し触れていますが、AGAは年代に関わらず症状が現れることがあり、症状が現れ始めた時点の年齢によって「若年性脱毛症」または「壮年性脱毛症」のいずれかに分類されることになります。そして、40代の場合では、「壮年性脱毛症」のAGAに分類されることになります。AGAや壮年性脱毛症というと、なんとなく嫌な響きでご自身では認めたくないかもしれませんが、上記でご紹介したいずれかの症状が現れたのであれば、ひとまずAGAであるという認識を持ち、然るべき処置を受ける方向で考える必要があるでしょう。


AGA(男性型脱毛症)の進行スピードはどれくらい?

なってしまったものは仕方がない、AGAに関してはひとまずこのように割り切るとして、気になるのはその進行スピードですよね?AGAは、ひとたび症状が現れても一気にハゲになってしまうことはありません。

ところが、

進行スピードは遅いとしても、ひとたび症状が現れると進行が止まることはなく、気がついたら髪全体がかなり薄くなっていたということは、本当によくあります。

そして、セルフケアでは進行を止めることはできませんので、早い段階で進行を食い止めたいのであれば、やはり専門的なAGA治療を受けるというのがいちばんの方法です。

ただし、直ちにAGA治療を受けることができない状態なのであれば、血管の委縮につながり、AGAの進行スピードを速める可能性のある過度な飲酒や喫煙、偏食、睡眠不足といった生活習慣をなるべく改める努力を行っておきましょう。

AGA(男性型脱毛症)になる原因

AGAとはどのようなものか、おおまかにご理解いただけたのではないでしょうか?それでは次に、なぜAGAの症状が現れてしまうのか、考えてみることにしましょう。

AGAはDHT(ジヒドロテストステロン)が原因

ここからは専門的な用語がちょくちょく出てきますが、これらをいちいち覚える必要はありませんので、ひとまずAGAが起こる流れに、ざっと目を通しておいて下さい。はじめに出てくるのが、DHT(ジヒドロテストステロン)という言葉です(以下DHTと呼びます)。私たちの体内には、もともと男性ホルモンであるテストステロンが存在しています。そして、テストステロンは骨や筋肉の形成や精子の生成、さらに、性欲の上昇や闘争本能を作り出すホルモンですので、男性の体内になくてはならない存在です。

つまり、テストステロン自体は男性にとって必要なホルモンであり、それ自体がAGAの原因を作り出すものではないということです。たまに、「AGAの原因は男性ホルモンの過剰分泌のせい」というような内容が書かれているサイトを見かけますが、男性ホルモンはテストステロンとDHTがあり、AGAの直接原因となるのは、悪玉男性ホルモンとも呼ばれている、DHTです。

まずは、この部分をしっかりと理解し、男性ホルモンをひとくくりに考えて、男性ホルモンのせいで抜け毛が起こるという誤解をしてしまわないように注意しましょう。

そして、DHTの産生量が多いほど、ヘアサイクル(毛周期)に乱れが生じやすくなり、AGAの原因となります。ヘアサイクルは、成長期、退行期、休止期に区分されてますが、ヘアサイクルが乱れると、髪が頭皮に残る成長期の期間が短くなって髪が抜け落ちる時期(退行期)が早まり、毛包内の毛母細胞分裂の準備期(休止期)が長くなります。

また、休止期が長くなり始めた時点では、毛母細胞の将来的な分裂を見込むことができますが、毛根組織そのものが死滅してしまった場合では、毛母細胞の分裂はストップし、AGAの範囲がさらに拡大することが考えられます。つまり、DHTの過剰な産生を防ぐことができれば、それが将来的なAGAの予防や、現在起こっているAGAの改善に役立つということです。

5αリダクターゼによりDHTが作られる

ではなぜ、悪玉男性ホルモンのDHTが作り出されてしまうのでしょうか?その経緯は、以下の通りです。

1.テストステロンが分泌される
2.5αリダクターゼ(私たちの体内にもともと存在している酵素)とテストステロンが結びつく
3. DHTが作り出される

ここまでが、DHTが誕生するまでの流れです。そして、DHTが男性ホルモンの受容体であるアンドロゲンレセプターと結合すると、脱毛因子であるTGF-βが増加します。さらに、TGF-βが脱毛を促すタンパク質であるFGF-5に働きかけてしまうと、AGAの前兆と捉えることができる、抜け毛が増え始めます。

少しややこしいですが、この流れを追って行くと、AGAを引き起こす真犯人がDHTであるということがわかります。

そして、その引き金となるのが、5αリダクターゼであるということもわかりますね。それではここで、DHTを作り出す5αリダクターゼの種類について説明を加えておくことにします。これもまた、いちいち覚えておく必要はありませんので、なんとなく頭に入れておいて頂ければ結構です。

【5αリダクターゼについて】
・Ⅰ型…皮脂線に存在しているため、皮脂の分泌促進の役割を持つ。頭部では、前頭部や後頭部に多く存在している
・Ⅱ型…毛乳頭細胞に存在し、頭部では、前頭部や頭頂部に多く存在している
これらの5αリダクターゼは、どちらもAGAを引き起こす可能性を持っていますが、Ⅰ型ではその作用は小さいため、AGAの直接的な原因になるのは、Ⅱ型であると考えられています。

遺伝によってハゲる?

遺伝として最もわかりやすいのは、顔や背恰好です。また、特技や才能などが遺伝することもありますね。そしてこれは、体内に存在するさまざまな受容体にも当てはまり、5αリダクターゼも例外ではありません。5αリダクターゼの分泌量は遺伝子によって決定され、テストステロンの感受性が強い場合では5αリダクターゼと結合しやすく、DHTの産生量が多くなると考えられます。

つまり、遺伝によってハゲる可能性は十分にあるということですね。あなたの直系のご家族(父親、祖父、兄弟)の中に薄毛の傾向が強い方がいるのであれば、あなたご自身もDHTが多く産生されやすい遺伝子を受け継いでいる可能性があります。ですが、AGAの初期段階で適切な処置を受けたのであれば、症状を初期で食い止め、改善して行くことは可能です。

女性もAGA(男性型脱毛症)になる?

女性が男性とまったく同じAGAになることはありません。ですが、女性の場合では、女性ホルモンの一種であるエストロゲンの減少によってFAGA(女性男性脱毛症)という脱毛症が起こることはあります。FAGAは、加齢やストレスによってエストロゲンの分泌量が減り、男性ホルモンが優勢な状態になることによって起こります。

また、男性のAGAではM字ハゲ、またはO字ハゲができるという特徴がありますが、女性に起こるFAGAの場合では、男性のように一部分にはっきりとしたハゲができるのではなく、髪全体がまんべんなく薄くなるという特徴を持ち、一般的には「びまん性脱毛症」と呼ばれています。そして、FAGAの場合であっても、ある日突然髪が薄くなるということはなく、抜け毛が気になり始め、気がついたら髪全体がボリュームダウンしようやくFAGAであることに気がつくというパターンが多いようです。

FAGAもAGAと同様にⅠ型、Ⅱ型、Ⅲ型に分類され、以下のような違いがあります。

・Ⅰ型…頭頂部が薄くなる
・Ⅱ型…つむじ部分の髪が薄くなる
・Ⅲ型…Ⅰ型、Ⅱ型の症状が進んだ状態
FAGAもまた、AGAと同様に遺伝子の影響を受けて起こりますが、40歳を過ぎ、ストレスをため込みがちな方に多く見られるといわれています。さらに、過度な飲酒や喫煙が習慣になっている方もFAGAになりやすいと考えられています。

AGA(男性型脱毛症)のチェック法

それでは、とりあえずご自身で行うことができる、AGAのセルフチェック法をご紹介しましょう。当てはまる項目が多いほど、AGAである可能性が高いと判断することができます。

AGA(男性型脱毛症)のセルフチェック

□両親や祖父母のいずれかに薄毛の方がいる
(該当する場合には、遺伝子がAGAに関与していると考えられます。)

□以前よりも抜け毛が増えた
(AGAの前兆として起こる抜け毛は、ヘアサイクルの乱れによって起こります。)

□産毛のような髪が増えてきた
(ヘアサイクルの成長期が短くなると、産毛のような髪が増えてきます。)

□思春期以降に髪が薄くなり始めた
(第二次性徴を迎える思春期には、テストステロンの分泌が多くなりますが、この時期から薄毛が気になり始めたのであれば、5αリダクターゼの分泌量が多いと考えられ、AGAの予備軍である可能性が大。)

□薄毛が少しずつ進行している
(ご自身で気がつくレベルで薄毛が進行しているのであれば、AGAである可能性が高いといえるでしょう。)

□額の生え際、あるいは頭頂部の髪が薄くなった、あるいは、これらが同時に起こった
(いずれの場合であっても、典型的なAGAの症状が現れ始めといるといえるでしょう。)

いかがでしたか?これらの項目がすべて当てはまってしまったのであれば、AGAであると判断することができます。ですが、数個であっても該当項目があったのであれば、AGAの予備軍であると考えることができますので、できる限り早い段階で、適切な処置を行うことが望ましいといえるでしょう。

AGA(男性型脱毛症)の遺伝子検査

AGAの原因が遺伝である可能性が高いのであれば、遺伝子検査でその可能性を確認するという方法があります。また、遺伝子検査には、キットを使用したセルフ検査と、AGAクリニックで行う検査があります。

・セルフでの検査方法
検査キットはインターネットで購入することができます。検査は、チェックシートへの記入と、口内細胞の採取で行います。キットを返送し、約2~3週間後に検査結果が送られています。
費用…検査キット1式12,000円前後

・AGAクリニックでの検査方法
口内細胞を採取して、男性ホルモンの感受性と関わりのある遺伝子の検査を行います。この検査を受けることにより、将来的なAGAの可能性についても検討をつけることができ、AGA治療薬のプロペシアやデュタステリドへの対応性も確認することができます。
費用…1回20,000円前後

AGA(男性型脱毛症)の血液検査

血液を採取し、顕在の健康状態の確認(内臓疾患の有無など)や、生活習慣の乱れなどについて検査することができます。また、AGA治療薬を服用する際に副作用の出やすい体質であるかの判断基準にもなります。結果が出るまでに約2~3週間かかりますが、AGAクリニックでの遺伝子検査よりは比較的安価ではあります。
費用…1回15,000円前後

AGAクリニックとは?

前述の検査の部分で出てきたAGAクリニックについてお話しします。AGAクリニックとはその名の通り、薄毛で悩む人のために薄毛の治療に特化した病院です。

AGA(男性型脱毛症)のおおまかな治療の流れ

1.医師によるカウンセリング
来院時に記入した問診表を元に医師の問診が行われ、その後自分の状態を知るために機械などでの頭皮チェックを行います。(無料カウンセリングなどを行っているクリニックも多いです。)

2.AGA検査
遺伝子検査、血液検査によりAGAの度合い、治療薬の服用可かどうかを判別

3.治療薬処方、頭部の経過観察
検査の結果を元にAGA治療薬を処方し、同時に頭部の状態を観察していく

診療は1~2か月おきに行われます。また、クリニックによってはAGA治療薬の成分や発毛因子を直接頭皮に注射する「頭皮注射」を行っている所もあります。

AGA治療は保険が効かない?

AGAクリニックでの治療は、通常の病院での治療のように保険が適用されません。厚生労働省が定めている保険の適用の基準は、大まかに言うと「直接健康被害を与える病気か否か」なので、AGAは適用外になります。美容整形などと同様にあくまで見た目を変える治療であるため、直接健康には被害が無いですもんね。

AGA(男性型脱毛症)対策法

【プロペシア、デュタステリドによる治療】
5αリダクターゼの働きを抑える成分である、「フィナステリド」を配合した内服薬による治療です。ただし、この内服薬を妊婦さんが触れてしまうと、経皮で成分が体内に侵入し、胎児器系が起こる可能性があると考えられています。特に男性の胎児の性器に悪影響が現れる可能性が高いとされていますので、妊婦さんが触れることは禁忌です。
費用…1カ月7,000~8,000円前後

【ミノキシジルによる治療】
ミノキシジルという成分の内服薬でAGAを改善する治療法です。ただし、ミノキシジルはもともと血圧降下剤として用いられてきた成分であるため、低血圧の方の服用や、アルコールとの併用は副作用の
出る確率が高まるため禁忌とされています。ミノキシジルは単独で処方されることもありますが、多くのクリニックでは、プロペシアやデュタステリドとの併用を推奨しています。また、内服薬ではなく頭皮に直接塗布するタイプのミノキシジルもあります。
費用…1カ月6,000円~7,000円前後

【BUBKA(育毛剤)によるケア】

ミノキシジルと同様の効果を期待することができる、M-034という成分が配合された育毛剤によるケア方法です。M-034にはミノキシジルのような副作用が無いことが特徴です。それに加えオウゴンエキスやヒオウギエキスという、DHTの働きを抑制する成分が配合されていますので、AGAの改善に役立つと考えられます。また、BUBKAには男性ホルモンのコントロールに役立つサプリ(ノコギリヤシ)が付属していますので、セルフでAGAを改善したいという方は、ひとまず育毛剤とサプリのセットでケアを行ってみると良いでしょう。
費用…1カ月分通常価格16,200円、定期コース5,980円(2回目以降11,664円)

【イクオス(育毛剤)によるケア】

薄毛に効果のあるグリチルリチン酸ジカリウム、塩酸ジフェンヒドラミン、センブリエキスが配合されています。
海藻エキス(M-034)といった天然エキスを使用しているので副作用もなく安心してお使いいただけます。お得なサプリと育毛剤のセットがおすすめです。
費用…1ヶ月分通常価格10,980円、定期コース6,980円

AGA(男性型脱毛症)の原因と対策セルフチェック法まとめ

今回は、AGAの症状を中心に解説してきました。AGAは、発症したとしても、急激にハゲが進行することがありません。それだけに、油断しているといつの間にか前頭部や頭頂部の髪が薄くなっているということも少なくはありません。AGAは、早期発見・早期治療がなによりも大切ですので、もしや?と思ったのであれば、まずは遺伝子検査でAGAの可能性をチェックしてみて下さい。

そして、必要に応じてAGA治療を開始してみましょう。AGAは適切に対処すればしっかりと改善ができます。現在進行してしまっている人も、予防をしたい人も、AGA発症の原因を覚えておいて自らの育毛に役立てていきましょう。

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